兜山古墳 墳丘全体が神社地【動画有】
福井県鯖江市神明町にある兜山古墳に行っていきました。
鯖江台地北部のゆるやかな東側斜面に位置する、2段築成の大型円墳で鏡餅のような姿をしています。雑木で覆われた古墳の頂上には、八幡神社の社殿が建ち、墳丘全体が神社地となっている。墳丘の規模は直径約70m、高さ約10m、幅約17mの周濠を持ち、県内では最大規模の円墳である。埴輪や葺石は認められない。また、埋葬施設は未調査のために不明である。古墳の築造年代は5世紀代と考えられる。
本古墳の所在する鯖江台地上には、著名な王山・長泉寺山があり、その山丘上に王山古墳群をはじめ弥生時代後期から古墳時代前期にわたる古墳群が数多く分布している。本古墳はこうした古墳群に後続するもので、首長墓として極めて重要な古墳である。
名称の由来については、もともと南北にもう1基ずつ古墳があり、ちょうど兜を伏せたような形に見えたことから兜山とうい名前がついた、と云われています。
古墳の正面は北側ですが南側は撮影していません。調べてみたところ南側から古墳を登れるようです。近くを通ったら撮影をして写真を追加しようと思います。
福井県民でもあまり知らない、知られていないローカルスポット、福井県の穴場観光地を紹介しました。
↓↓兜山古墳の場所です↓↓