🔧車のメンテナンス基本:エンジンオイルの役割と交換の目安とは?

🔧車のメンテナンス基本:エンジンオイルの役割と交換の目安とは?

2025年5月16日 オフ 投稿者: 3kjiro

エンジンオイルは、車の心臓である「エンジン」を守るための重要なオイルです。主な役割は以下の通りです。

  • 潤滑: 金属同士の摩擦を減らす
  • 冷却: エンジン内部の熱を吸収・放出する
  • 清浄: 汚れやスラッジ(カス)を洗い流す
  • 防錆: 金属部品のサビを防ぐ
  • 密封: ピストン周りの隙間を埋めて密閉性を高める

🔁 エンジンオイルの交換時期はいつ?

🚗 一般的な目安(普通車の場合)

項目目安
走行距離約3,000〜5,000kmごと(こまめ)
もしくは7,000〜10,000km(長距離運転中心)
期間半年〜1年に1回

✅ ポイント:「あまり乗らない人」でも 半年に1回は交換推奨。オイルは時間とともに劣化するため、走行距離が少なくても交換が必要です。

⚙️ オイルの種類とその選び方

エンジンオイルのラベルには、こんな表示があります:

例)5W-30

🧊 「5W」とは?

  • W=Winter(冬)
  • 「5」は低温時の流動性を示す数字。数字が小さいほど寒い朝でもエンジンがかかりやすい。

🔥 「30」とは?

高温時のオイルの粘度(厚み)を示します。
数字が大きいほど、高温でも粘り強く油膜を維持します。

✅ 主な粘度の特徴(代表例)

粘度特徴・おすすめ
0W-20最新の燃費重視型エンジン向け。ハイブリッド車や軽自動車に多い。
5W-30バランス型。一般的な乗用車に広く使用される。
10W-40高速道路や山道など、過酷な環境での走行が多い人向け。

🛠️ オイル選びの注意点

  1. 取扱説明書を見る:メーカー推奨の粘度が記載されています。
  2. APIやILSAC規格を確認:品質規格(SN、SPなど)も重要。
  3. 安すぎるオイルは避ける:長持ちせず、エンジンに悪影響の可能性。

🔍 まとめ

  • 交換時期は「走行距離」か「期間」のどちらか短い方を目安に。
  • オイルの種類は車種や使用環境に合わせて選ぶのがベスト。
  • 迷ったら、ディーラーや整備士に相談するのが安全です。

\ 最新情報をチェック /