
iPhoneが重い・動作が遅いときの原因と解決方法まとめ
iPhoneを使っていると、動作が重くなったりアプリが開くのが遅くなることがあります。ここでは、iPhoneが重くなる主な原因と、その解決方法を順番に解説します。上から順に試すことで、多くの場合改善が期待できます。
1. ストレージ容量の不足を解消する
確認方法:
「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」から使用状況を確認します。
対処方法:
- 不要な写真や動画を削除(iCloudやPCに移すのも有効)
- 使っていないアプリを削除
- メッセージやLINEの古い添付ファイルを整理
2. 不要なアプリを終了する
ホーム画面下から上にスワイプしてアプリ一覧を表示し、使っていないアプリを上方向にスワイプで終了します。バックグラウンドで動き続けるアプリが多いとメモリ負荷が増えます。
3. キャッシュや一時ファイルを削除する
Safariの場合:「設定」→「Safari」→「履歴とWebサイトデータを消去」
アプリの場合:アプリ内設定でキャッシュ削除を実行。機能がない場合は一度アプリを削除→再インストール。
4. iOSを最新にアップデートする
「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」から最新版を適用します。バグ修正や動作最適化が行われる場合があります。
5. バックグラウンド処理を減らす
- 「設定」→「一般」→「Appのバックグラウンド更新」をオフ、または必要なアプリだけに限定
- 「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」を必要なアプリだけに設定
6. 視覚効果を減らす
- 「設定」→「アクセシビリティ」→「動作」→「視差効果を減らす」をオン
- 「設定」→「アクセシビリティ」→「画面表示とテキストサイズ」→「透明度を下げる」をオン
7. 再起動または強制再起動を行う
再起動:電源ボタン長押し→スライドで電源オフ→数秒後に電源オン
強制再起動(Face ID機種の場合):
- 音量を上げるボタンを押して離す
- 音量を下げるボタンを押して離す
- サイドボタン長押しでAppleロゴが出るまで待つ
8. 設定のリセット
「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「リセット」→「すべての設定をリセット」
※データは消えませんがWi-Fiパスワードや壁紙などは初期化されます。
9. 最終手段:初期化と復元
バックアップを取ったうえで「すべてのコンテンツと設定を消去」→新しいiPhoneとしてセットアップします。長年の不要データや不具合が一掃されます。
ポイント:新しいiOSにすると軽くなる場合もあれば逆に重くなる場合もあります。古い機種では慎重に行いましょう。定期的なストレージ整理が最も効果的です。
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