
iPhoneリンゴループとは?
iPhoneの電源を入れたときにAppleのロゴ(リンゴマーク)画面から先に進まない状態を「リンゴループ」と呼びます。再起動を繰り返してしまい、ホーム画面にたどり着けなくなるトラブルです。一見「フリーズ」に似ていますが、原因や対処が異なります。
リンゴループの主な原因
- iOSアップデートや復元の失敗(通信の途切れ、古いiTunesやmacOSの使用)
- システムファイルの破損(強制終了や電源切れ、不完全なアプリの影響)
- ストレージ不足(空き容量ゼロでアップデートを実行)
- ハードウェアの不具合(バッテリー劣化、基板故障、水没や落下)
自分でできる対処法
- 強制再起動
iPhone 8以降:音量アップ → 音量ダウン → サイドボタン長押し
iPhone 7系:音量ダウン+サイドボタン長押し
iPhone 6s以前:ホームボタン+電源ボタン長押し - iTunes / Finderでアップデート
パソコンに接続 → 「アップデート」を選択(データを残したままシステム再インストール) - リカバリーモードで復元
工場出荷状態に戻す(データは消える) - DFUモードで完全復元
最終手段。iOSをクリーンインストール(データ消失)
自力で直らない場合
バッテリーや基板交換が必要な可能性があるため、Apple Storeや正規サービスプロバイダ、修理店に持ち込みましょう。保証期間内なら無償修理、保証外は約1〜5万円が目安です。
予防方法
- iOSアップデートはWi-Fiと電源が安定した環境で行う
- 空き容量を常に1〜2GB以上確保
- 非公式アプリや改造は避ける
- バッテリー劣化が進んだら早めに交換
まとめ
リンゴループは突然発生し、最悪の場合データを失うリスクもあります。アップデートや復元の際は十分な空き容量と安定した通信環境を整えることが予防につながります。もし発生した場合は、強制再起動 → アップデート → 復元の順で試し、それでも改善しなければ修理店へ相談しましょう。
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