
iPadがWi-Fiにつながらない時のトラブル対策まとめ
iPadで「Wi-Fiにつながらない」「接続はするけどネットが見られない」というトラブルはよくあります。ここでは、誰でも順番に試せる解決方法を詳しくまとめました。
まずは“かんたんチェック”(3分で試せる)
- Wi-Fiがオンか確認
- 「設定 → Wi-Fi」でスイッチがオンになっているか確認。
- 接続したいネットワークが表示されればタップして接続。
- 機内モードのON/OFFを切り替える
- 機内モードを数秒オン→オフ。
- iPadを再起動してから再度接続を試す。
- ルーターを再起動する
- 電源をオフ→10秒後にオン。
- 他のスマホやPCが同じWi-Fiに接続できるか確認。
詳しいトラブルシュート(順番に試してください)
1. 自己割当IP(169.254〜)になっている場合
- 「設定 → Wi-Fi → 接続中ネットワークの ⓘ」で確認。
- 169.254.x.x が出ていれば DHCPに失敗しています。
- ルーター再起動、iPad再起動、「リースを更新」を実行。
2. パスワード・接続情報のリセット
- 一度 「このネットワークを削除」 → 再度パスワードを入力して接続。
3. 公衆Wi-Fi(カフェ・ホテル)のログイン画面が出ない場合
- Safariで
http://captive.apple.com
を開くとログイン画面が出ることがあります。
4. プライベートWi-Fiアドレス(MACアドレスランダム化)が原因のとき
- 「設定 → Wi-Fi → ⓘ → プライベートアドレス」をオフにして再接続。
5. DNS設定を変更する
- 「設定 → Wi-Fi → ⓘ → DNSを構成 → 手動」
- 例)
8.8.8.8
(Google)や1.1.1.1
(Cloudflare)を入力。 - 改善しない場合は自動に戻す。
6. VPN・セキュリティアプリをオフにする
- 「設定 → 一般 → VPN」から一時的にオフにする。
- 企業用プロファイルがある場合は管理者に相談。
7. iPadOSのアップデート
- 「設定 → 一般 → ソフトウェア・アップデート」で最新に。
8. 最終手段
- 「設定 → 一般 → 転送またはリセット → リセット → ネットワーク設定をリセット」
- Wi-FiパスワードやVPN設定が消えるので注意。
- それでも直らなければ初期化、またはAppleサポートへ。
ルーター側で確認すること
- 再起動・ファームウェア更新
- 2.4GHz / 5GHzの切り替え(壁越しは2.4GHz、速度重視なら5GHz)
- MACフィルタリング / AP分離設定の有無
- 接続機器数が多すぎないか(DHCP上限)
短縮チェックリスト(コピペ用)
- iPad:再起動 → Wi-Fiオフ/オン → ネットワーク削除 → 再接続
- ルーター:電源オフ10秒 → オン → ファーム更新
- 公衆Wi-Fi:Safariで
http://captive.apple.com
を開いてログイン - 解決しなければ iPadの「ネットワーク設定をリセット」
サポートに問い合わせるときに用意しておく情報
- iPadのモデル/iPadOSバージョン
- 他の端末で同じWi-Fiが使えるか
- ルーターの型番・ファームウェア
- エラーメッセージやIPアドレスのスクショ(例:169.254.x.x)
これらの手順を順番に試せば、多くの「iPadがWi-Fiにつながらない」トラブルは解決できます。
[…] Wi-Fiにつながらない時の解決方法 […]