日産 フェアレディZの歴史を調べてみた!

日産 フェアレディZの歴史を調べてみた!

2022年4月28日 オフ 投稿者: 3kjiro

日本を代表するスポーツカー

GT-Rと並ぶ日産を代表するスポーツカーとして幅広く知られています。

初代のZは北米市場で大ヒットし以降のモデルも北米市場をターゲットとした開発が行われているようです。

私が運転免許を取得した時によく目にした型式はZ32で、漫画で有名だった型式は古い型式のS30で実物をに目にする事は無かったです。

目次


【初代】フェアレディZ : S30型 (1969~1978年)

出典:Nosweb.jp

スペック (Z432)

  • エンジン型式:S20
  • サイズ:4115×1630×1290mm
  • 排気量:1989cc
  • 重量:1040kg
  • 最高出力:160ps/7000rpm
  • 最大トルク:18.0kgm/5600rpm
  • 当時価格:182万円

S30のグレードは何種類かあると思いますが今回はZ432を調べてみました。

当時の価格は84万円~238万円なのでZ432はハイグレードに位置されています。


【2代目】フェアレディZ : S130型 (1978~1983年)

出典:autoinfo

スペック (280Z-T) ※写真は「280Z-L 2by2」

  • エンジン型式:L28E
  • サイズ:4420×1690×1295mm
  • 排気量:2753cc
  • 重量:1225kg
  • 最高出力:145ps/5200rpm
  • 最大トルク:23.0kgm/4000rpm
  • 当時価格:不明

初代フェアレディZ(S30型)のロングノーズ&ショートデッキスタイルのコンセプトを継承しつつ、ボディをやや大型化することで室内スペースを拡大しています・従来の2000ccシリーズに加え、新たに2800ccシリーズが追加になりました。

280Z-T 2by2は、エアコン・パワーウィンドウ・アルミホイール標準装備となる最上位グレードで最高速度は国産車トップクラスだったそうです。

西部警察に登場する特殊車両「SUPER Z」のベース車です。


【3代目】フェアレディZ : Z31型 (1983~1989年)

出典:autoinfo

スペック (300ZX)

  • エンジン型式:VG30ET
  • サイズ:4335×1725×1295mm
  • 排気量:2960cc
  • 重量:1325kg
  • 最高出力:230ps/5200rpm
  • 最大トルク:34.0kgm/3600rpm
  • 当時価格:382万円

コンパクトなV 型6 気筒エンジン「VG 型」2L・3Lの採用が大きな話題となり、従来の丸型ヘッドライトから角型ヘッドライトにするとともに、パラレルライジング式リトラクタブルヘッドライトを採用しました。

1985年のマイナーチェンジで直列6気筒 2000cc DOHC RB20DET型エンジンとなり世界初のセラミックターボの搭載となりました。従来のターボに比べ、より低い回転から加給圧発生させることが可能になりました。このRB20DET型エンジンは最高出力180ps、最大トルク23.0kgmを発生し、直列6気筒を積む最後のフェアレディZとなります。


【4代目】フェアレディZ : Z32型 (1989~2000年)

出典:autoinfo

スペック (300ZX)

  • エンジン型式:VG30DETT
  • サイズ:4310×1790×1245 mm
  • 排気量:2960cc
  • 重量:1510kg
  • 最高出力:280ps/6400rpm
  • 最大トルク:39.6kgm/3600rpm
  • 当時価格:457万円

搭載エンジンは2.0Lが廃止され、3.0L V6(VG30DE)と同ツインターボ(VG30DETT)の2機種になりました。特にツインターボは日本車として初の280psを達成しました。そして280psが10年以上も日本における最高出力の自主規制値になりました。

程度の良いターボMT車であれば中古車の相場が新車価格並みにまで上昇しているそうです。

僕の兄はこのタイプの黄色に乗ってました!


【5代目】フェアレディZ : Z33型 (2002~2008年)

出典:autoinfo

スペック (Version ST)

  • エンジン型式:VQ35DE
  • サイズ:4310×1815×1315 mm
  • 排気量:3498cc
  • 重量:1450kg
  • 最高出力:206kW[280ps]/6200rpm
  • 最大トルク:363Nm[37.0kgm]/4800rpm
  • 当時価格:395万円

エンジンは3.5L V6DOHCを搭載し、当初は最高出力は280psを発揮。トランスミッションは新開発6速MTと完全ギヤ固定可能な5速ATが用意されました。2005年のエアダクト径の拡大による吸気効率の向上及びバルブタイミングのチューンにより294psを実現。さらに2007年に2度目のマイナーチェンジでV36型スカイラインに採用された新型エンジン「VQ35HR」が搭載され、最高出力は313psにアップしました。

僕の兄が現在所有しています。


【6代目】フェアレディZ : Z34型 (2008~2021年)

出典:autoinfo

スペック (Version ST)

  • エンジン型式:VQ37VHR
  • サイズ:4250×1845×1315 mm
  • 排気量:3696cc
  • 重量:1480kg
  • 最高出力:247kW[336ps]/7000rpm
  • 最大トルク:365Nm[37.2kgm]/5200rpm
  • 当時価格:520万円

一時期は生産が途絶えたこともあったが、初代からおよそ40年ものあいだ世界中のファンに支えられ続けてきたスポーツカーと言う事もあり期待は非常に大きいものでした。

エンジンは、先代から排気量が0.2L拡大された3.7L V6DOHCを搭載。もちろん駆動方式はFRです。

2009年6月にはNISMOが手掛けたコンプリートカー「バージョンNISMO」が登場しました。最高出力355psで価格は6MTで640万円、7ATで652万円となります。


【7代目】フェアレディZ : Z34型? (2021年8月17日発表~)

出典:日産HPより

スペック (Version ST)

  • エンジン型式:VR30DDTT
  • サイズ:4380×1845×1315 mm
  • 排気量:2997cc
  • 重量:1620kg
  • 最高出力:298kW[405ps]/6400rpm
  • 最大トルク:475Nm[48.4kgm]/5600rpm
  • 価格:646万円 (524~646万円)

日産自動車のアメリカ法人である北米日産は2021年8月18日(水)、13年ぶりとなる新型「フェアレディZ」を発表しました。2008年に発売された現行モデル(Z34型)以来のフルモデルチェンジとなります。新開発の9速ATでは、幅広いギアレンジにより、ダイレクトで素早いレスポンスを実現します。

日産自動車は2022年4月25日、6月下旬を予定していたスポーツカーの新型「フェアレディZ」の発売を7、8月ごろに延期すると発表した。半導体不足や新型コロナウイルス流行により部品調達が停滞し生産が遅れているため。

フェアレディZの特別仕様車「プロト スペック」は240台限定で発売する。価格は696万6300円。米国でも今夏以降に新型を投入する。


2022年現在は大きく分類すると上記の7代目になります。一番売れた世代は初代で生産台数は48万台以上という事です。比較で言うと2代目S130の生産台数は42万台、5代目Z33の生産台数は23万台なので初代の人気の高さが分かると思います。

お金に余裕があれば一度は所有してみたい1台です。

最後まで閲覧ありがとうございました。

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