
色褪せた木製建具をよみがえらせる!ニス塗りの美しい仕上げ方【初心者OK】
年数が経って色褪せてしまった木製ドアや窓枠、なんとなく古びて見えていませんか?でも大丈夫。ニスを正しく塗るだけで、まるで新品のような艶と質感を取り戻せます。
この記事では、DIY初心者の方でもできる「建具にニスを綺麗に塗る方法」を、手順ごとに丁寧に解説します。
■ 用意する道具
- サンドペーパー(#120〜#240)
- 乾いた布またはウェス
- マスキングテープ・新聞紙(養生用)
- 刷毛またはスポンジ
- 木部用ニス(水性または油性)
- 手袋・マスク(安全のため)
STEP1:表面をサンディングする
まずは建具表面を#120のサンドペーパーで削って、古い塗膜や汚れを落としましょう。さらに#240で全体を整えると、滑らかな木肌が出てきます。この工程で、ニスの定着力が格段にアップします。
STEP2:粉を拭き取り、周囲を養生する
研磨で出た木粉を乾いた布で丁寧に拭き取ります。周囲にニスがつかないように、金具や床、壁をマスキングテープと新聞紙でしっかり養生してください。
STEP3:ニス1回目を薄く塗る
刷毛やスポンジで、木目に沿って薄く均一に塗ります。厚塗りはムラや気泡の原因になるので注意。1回目の塗布後は、しっかり乾燥させます(2〜4時間が目安)。
STEP4:乾燥後、軽く研磨して2回目を塗る
乾燥後に#240で軽く研磨し、再度表面を滑らかにしたうえで2回目のニスを塗ります。このひと手間で、艶・深み・耐久性が一気にアップします。2回目も同じく薄く均等に。
STEP5:しっかり乾燥させて完成!
最終乾燥は6〜24時間。しっかり固まったら全体をチェック。ムラがなければ完成です。ツヤと木目が美しくよみがえった建具は、部屋全体の印象まで変えてくれます。
■ まとめ
色褪せた建具は、「削って、拭いて、塗って、もう一度塗る」だけで新品のように蘇ります。大切なのは、下準備(研磨・養生)と薄く塗ること。手間は少しかかりますが、そのぶん仕上がりに差が出ます。
ぜひ休日にDIY感覚で挑戦して、お部屋の雰囲気をリフレッシュしてみてください。