
車のバッテリー上がり時の対処法|初心者でもできるジャンプスタートのやり方を徹底解説
車のバッテリーが上がって、突然エンジンがかからなくなった――そんな経験はありませんか?
特に冬場や長期間乗らなかった後に起こりがちなこのトラブルは、慌てず正しく対処することが大切です。
今回は、ジャンプスタートのやり方を初心者でもわかりやすく解説します。
正しい手順を知っておけば、いざという時に自分でエンジンをかけることも可能です。
万が一の備えとして、ぜひこの機会に覚えておきましょう!
ジャンプスタートとは?
バッテリーが上がってエンジンがかからなくなった車を、別の車のバッテリーを使って一時的にエンジンをかける方法です。
必要なもの
- ブースターケーブル(赤と黒の2本)
- 救援車(バッテリーが正常な車)
- 手袋(できれば絶縁手袋)
事前の注意点
- 両方の車をパーキング or ニュートラル+サイドブレーキにしてエンジンを停止
- ライト・エアコンなど電装品はすべてOFF
- バッテリーが破損・液漏れしている場合はジャンプスタート禁止
ジャンプスタートの接続手順(順番が超重要!)
- 赤いケーブルを、故障車の+端子に接続
- 赤いケーブルのもう片方を、救援車の+端子に接続
- 黒いケーブルを、救援車の−端子に接続
- 黒いケーブルのもう片方を、故障車の金属部分(エンジンブロックやボルト)に接続
※黒ケーブルは故障車のバッテリー−端子にはつながない(火花が出る危険あり)
エンジン始動の手順
- 救援車のエンジンをかけ、2〜3分アイドリング
- 故障車のエンジンをかけてみる
- エンジンがかかったら、ケーブルをつないだ逆の順で取り外す
ジャンプスタート後にやるべきこと
- 最低でも30分程度は走行して充電
- 再発するならバッテリーや発電系の点検が必要
- カーショップや整備工場で点検を受けましょう
あると安心!モバイルジャンプスターター
最近ではモバイルバッテリー型のジャンプスターターも人気です。
車内に1台置いておけば、出先でも自分だけで対処できます。
ネットやカー用品店でも手頃な価格で購入できます。
まとめ
ジャンプスタートは、正しい手順と注意点を守れば初心者でもできる応急処置です。
ただし、あくまで一時的な方法なので、早めの点検・バッテリー交換が安全です。
万が一のトラブルに備えて、この記事をブックマークしておくのもおすすめです!