
車のヒューズが飛ぶ原因と対処法|すぐ切れるのは〇〇が原因かも?
車のヒューズがよく飛んで困った経験はありませんか?
ヒューズが切れるのは、「電装品や配線に何かしらの異常」があるサイン。
しかし、「原因がわからないまま交換してもまた切れてしまう…」というケースも少なくありません。
この記事では、車のヒューズが飛ぶ主な原因から、正しい対処法、よくある間違いまでを分かりやすく解説します。
初心者の方でも理解できるように、チェックポイントや応急処置も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
ヒューズが飛ぶってどういうこと?
車のヒューズは、電装品を守るための“安全装置”です。過剰な電流が流れたとき、ヒューズが「切れる=飛ぶ」ことで回路を遮断し、それ以上の損傷を防ぎます。
ヒューズが飛ぶ主な原因5つ
- 電装品のショート(配線の断線・接触不良)
カーナビ、ドライブレコーダー、ETCなどの後付け時の配線ミス。 - 過電流(電装品の容量オーバー)
設計以上の電装品を取り付けると回路に負荷がかかる。 - 腐食・水分の侵入
湿気や結露で漏電しヒューズが飛ぶことも。 - 経年劣化による断線
古いヒューズや電装品が原因で熱を持つ。 - ヒューズの規格間違い(過去の修理ミス)
本来より低容量のヒューズを使っているとすぐ切れる。
原因がつかみにくい理由とポイント
よくある状況 | なぜ原因がわかりにくい? | 対策 |
---|---|---|
一部の電装品だけ動かない | ヒューズの位置が分からない | 車種ごとの「ヒューズ配置図」を確認する |
交換してもすぐに切れる | 根本原因が残っている | 無理に交換せず、配線チェック・プロに相談 |
見た目が切れていない | 一部のヒューズは見た目で分からない | テスターで導通をチェックする |
ヒューズが飛んだときの正しい対処法
- 取り扱い説明書でヒューズボックスの場所を確認
多くは運転席下・助手席側・エンジンルーム内にあります。 - ヒューズの状態を確認(溶断しているか)
見た目でわからない場合はテスターを使用します。 - 同じアンペアのヒューズに交換
絶対に容量(アンペア数)を変更してはいけません。 - 再度切れたら電装品や配線を点検/専門業者へ
無理をせず、プロに相談するのが安心です。
やってはいけないNG行動
- アルミホイルなどでヒューズをつなぐ
火災リスクがあり非常に危険。 - 大きなアンペア数のヒューズに勝手に交換
回路や電装品が焼ける原因に。
応急処置に備えておきたいもの
- 予備ヒューズ(各種サイズセット)
- ヒューズプラー(引き抜き工具)
- 簡易テスター(導通チェック用)
🚘 ヒューズが飛んだときは“原因の特定”が最重要!
車のヒューズが切れるのは、電装回路が異常な状態にあるサインです。
ヒューズを交換しても再発する場合は、ショート・過電流・電装品の故障などの根本原因がある可能性が高いです。
無理な自己修理はリスクもあるため、不安な方は整備士や電装系の専門店に相談するのがおすすめ。
また、予備ヒューズやテスターを車に常備しておくと、緊急時にも冷静に対応できます。