車のヒューズが飛ぶ原因と対処法|すぐ切れるのは〇〇が原因かも?

車のヒューズが飛ぶ原因と対処法|すぐ切れるのは〇〇が原因かも?

2025年5月21日 オフ 投稿者: 3kjiro

車のヒューズがよく飛んで困った経験はありませんか?
ヒューズが切れるのは、「電装品や配線に何かしらの異常」があるサイン。
しかし、「原因がわからないまま交換してもまた切れてしまう…」というケースも少なくありません。

この記事では、車のヒューズが飛ぶ主な原因から、正しい対処法、よくある間違いまでを分かりやすく解説します。
初心者の方でも理解できるように、チェックポイントや応急処置も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。


ヒューズが飛ぶってどういうこと?

車のヒューズは、電装品を守るための“安全装置”です。過剰な電流が流れたとき、ヒューズが「切れる=飛ぶ」ことで回路を遮断し、それ以上の損傷を防ぎます。

ヒューズが飛ぶ主な原因5つ

  1. 電装品のショート(配線の断線・接触不良)
    カーナビ、ドライブレコーダー、ETCなどの後付け時の配線ミス。
  2. 過電流(電装品の容量オーバー)
    設計以上の電装品を取り付けると回路に負荷がかかる。
  3. 腐食・水分の侵入
    湿気や結露で漏電しヒューズが飛ぶことも。
  4. 経年劣化による断線
    古いヒューズや電装品が原因で熱を持つ。
  5. ヒューズの規格間違い(過去の修理ミス)
    本来より低容量のヒューズを使っているとすぐ切れる。

原因がつかみにくい理由とポイント

よくある状況なぜ原因がわかりにくい?対策
一部の電装品だけ動かないヒューズの位置が分からない車種ごとの「ヒューズ配置図」を確認する
交換してもすぐに切れる根本原因が残っている無理に交換せず、配線チェック・プロに相談
見た目が切れていない一部のヒューズは見た目で分からないテスターで導通をチェックする

ヒューズが飛んだときの正しい対処法

  1. 取り扱い説明書でヒューズボックスの場所を確認
    多くは運転席下・助手席側・エンジンルーム内にあります。
  2. ヒューズの状態を確認(溶断しているか)
    見た目でわからない場合はテスターを使用します。
  3. 同じアンペアのヒューズに交換
    絶対に容量(アンペア数)を変更してはいけません。
  4. 再度切れたら電装品や配線を点検/専門業者へ
    無理をせず、プロに相談するのが安心です。

やってはいけないNG行動

  • アルミホイルなどでヒューズをつなぐ
    火災リスクがあり非常に危険。
  • 大きなアンペア数のヒューズに勝手に交換
    回路や電装品が焼ける原因に。

応急処置に備えておきたいもの

  • 予備ヒューズ(各種サイズセット)
  • ヒューズプラー(引き抜き工具)
  • 簡易テスター(導通チェック用)

🚘 ヒューズが飛んだときは“原因の特定”が最重要!

車のヒューズが切れるのは、電装回路が異常な状態にあるサインです。
ヒューズを交換しても再発する場合は、ショート・過電流・電装品の故障などの根本原因がある可能性が高いです。

無理な自己修理はリスクもあるため、不安な方は整備士や電装系の専門店に相談するのがおすすめ。
また、予備ヒューズやテスターを車に常備しておくと、緊急時にも冷静に対応できます。

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