
車のエアコンが冷えない原因はコレ!夏に起きやすい不調と今すぐできる対策法
夏になると「車のエアコンが全然冷えない」「ぬるい風しか出ない」などのトラブルが急増します。さらに、バッテリーも暑さに弱く、最悪の場合はエンジンがかからなくなることも…。
本記事では、夏に多いエアコン不調とバッテリーへの負担の原因と対策をわかりやすく解説します。暑くなる前にしっかりチェックして、安心ドライブを!
🔧 夏の車トラブル①:エアコンの不調
主な症状
- 冷たい風が出ない(ぬるい風しか来ない)
- 風量が弱い/異音がする
- 車内がなかなか冷えない
- 異臭がする(カビ臭・酸っぱい匂いなど)
主な原因
原因 | 説明 |
---|---|
エアコンガス不足 | 冷媒(ガス)が減ると冷却能力が低下。自然に減ることもあれば、漏れている場合も。 |
コンプレッサー不良 | エアコンの「心臓部」。作動しないと冷気が出ない。高額修理になることも。 |
エバポレーターのカビ・汚れ | カビが原因で悪臭。フィルター交換でも改善しない場合は内部洗浄が必要。 |
エアコンフィルターの詰まり | ホコリ・花粉・虫などが詰まり、風量低下や匂いの元に。年1回交換が目安。 |
対策・予防
- 年に1度はエアコンフィルター交換
- ガスの量を点検・補充(2~3年に1回が目安)
- 異臭がする場合はエバポレーター洗浄を検討
- 長時間冷えない場合はコンプレッサー点検
🔋 夏の車トラブル②:バッテリーへの負担
なぜ夏に弱るの?
- 高温によりバッテリー液が蒸発
- エアコンや電装品の使用で電力消費が増大
- 渋滞やアイドリングで発電量が減少
- バッテリー内部の化学反応が劣化しやすくなる
主な症状
- エンジンのかかりが悪くなる
- パワーウィンドウの動作が遅い
- ライトの明るさが不安定
- バッテリー上がりで動かなくなる(特に古い車)
対策・予防
- バッテリー寿命(2~4年)を把握し、早めの交換
- 長時間使用しないときは定期的にエンジンをかける
- エアコンを最初からMAXでかけない(徐々に温度を下げる)
- 車検や点検時に電圧チェックをしてもらう
- 必要ならジャンプスターターを常備
🛠 まとめ:夏前点検でトラブル防止!
夏本番を迎える前に、「エアコンの冷え具合チェック」や「バッテリー電圧点検」をセットでやっておくのがおすすめです。
これらはカー用品店やガソリンスタンドでも無料でチェックしてくれる場合があります。