
整備記録がない中古車は危険?見極めと対策を徹底解説
中古車を購入する際、「整備記録簿がない車はちょっと不安…」と感じたことはありませんか?
整備記録は車の“健康診断書”とも言える存在。この記事では、整備履歴が不明な中古車のリスクや見極めポイント、購入時の対策を詳しく解説します。
なぜ整備記録が重要なのか?
整備記録がある車は、過去にどのようなメンテナンスを受けてきたかが明確です。これがないと、以下のようなリスクがあります。
- 重大な故障の前兆を見逃す
- 事故車・修復歴車を知らずに買ってしまう
- ブレーキやバッテリーなどの消耗品の交換時期が不明
- 購入後の修理費用がかさむ可能性がある
整備記録がない中古車を見極めるチェックポイント
チェック項目 | 確認内容 |
---|---|
車検証・整備記録簿 | 整備記録簿が残っているか確認。ない場合は口頭で整備歴を確認。 |
エンジンや下回りの状態 | オイル漏れ・錆・腐食がないかチェック。プロの目で見てもらうと安心。 |
前オーナーの情報 | ディーラー管理車や法人車両は整備されているケースが多い。 |
販売店の信頼性 | 整備付き販売・保証ありの店舗を選ぶ。 |
整備記録がない車を購入する際の対策
1. 第三者機関の鑑定を利用する
JAAA(日本自動車鑑定協会)やAISなどの第三者機関による鑑定付き車両は、状態が明確で安心です。
2. 保証付き中古車を選ぶ
最低でも半年~1年の保証がついている車両を選ぶのがおすすめです。保証の内容もしっかり確認しましょう。
3. 納車後すぐに点検・整備する
エンジンオイル、バッテリー、ブレーキパッド、タイヤなど、消耗部品の点検・交換を行っておくと、今後のトラブルを未然に防げます。
販売店で聞くべき質問例
購入前に、以下のような質問をして不安を払拭しましょう。
- 「整備記録簿はありますか?最後の点検はいつですか?」
- 「修復歴や事故歴はありますか?」
- 「この車に保証はついていますか?内容は?」
まとめ
整備記録がない中古車=必ず危険というわけではありませんが、購入時にしっかりと確認と対策をすることが大切です。信頼できる販売店を選び、必要に応じて第三者の点検や整備を取り入れれば、安心して中古車ライフを始めることができます。
不安な点があれば、専門家や整備士にも相談してみましょう。