
幸せってなんだろう?答えのない問いに向き合う
投稿日:2025年6月18日|更新日:2025年6月18日
「幸せになりたい」と思うのに、なぜ満たされないのか?
私たちは「幸せになりたい」と日々口にします。でも、その「幸せ」とは何なのかと聞かれると、はっきり答えられる人は多くありません。
お金? 愛? 自由? 成功?
どれも魅力的な答えですが、それがあっても「本当の幸せ」を感じられないことがあります。
人によって違う「幸せのカタチ」
幸せは人の数だけある――よく聞く言葉ですが、本当にその通りです。
ある人にとっては、家族と囲む温かい食卓が何よりの幸せ。
別の人にとっては、自由な時間や旅に出ることが最高の喜びだったりします。
つまり、他人の「幸せの尺度」で自分を比べると、どこまでも足りなく感じてしまうのです。
幸せ=○○ではない
幸せは「何かを手に入れた時」に感じるものだと思われがちですが、それは一時的な快感で終わることも多いです。
例えば、欲しかった物を手に入れても、時間が経てば「もっと別のものが欲しい」と思ってしまうのが人間の性。
つまり、幸せとは「状態」ではなく「感じ方」なのかもしれません。
科学が示す「幸せになる人」の共通点
幸福学の研究では、幸せを感じやすい人にはいくつかの共通点があると言われています。
- 感謝の気持ちを日常的に持っている
- 人間関係が安定している
- 「今」に意識を向けている
- 自己決定感(自分で選んで生きているという感覚)がある
どれも簡単なことではありませんが、意識することで少しずつ「心の幸福度」を高めることができるとされています。
「幸せ」は探すものではなく、気づくもの
今この瞬間、深呼吸してみてください。
美味しいコーヒーの香り、心地よい風、誰かの優しさ――それに気づいた時、私たちは小さな幸せを感じることができます。
幸せとは、どこか遠くにあるゴールではなく、日々の中にひっそりと存在しているのかもしれません。
最後に:あなたにとっての「幸せ」とは?
幸せは、他人から与えられるものではなく、自分の中に見つけていくもの。
そしてそれは、何かを得ることで完成するものではなく、「気づき」や「感謝」、「つながり」によって深まっていくものだと感じます。
一度、自分に問いかけてみてください。「私にとっての幸せって、なんだろう?」と。
この記事が、あなた自身の幸せを見つめ直すきっかけになれば幸いです。