井向遺跡 大小2個の銅鐸【動画有】
福井県坂井市春江町大牧にある井向遺跡に行って来ました。
正面から見た写真です。道路脇にあって目立ちますがここを通る事はあまりありません。近くに実家がありますが初めてここの道路を通りました。と言う事は初めてここの遺跡に来たという事になります。
銅鐸が張り付けてありますが、どう見てもレプリカですね!
この石碑の裏はどうなっているのだろう・・・
石碑裏に案内板がありました。
慶応4年(1868年)2月16日大字井向字島田 所有者岡部直富の畑地を切下げ、水田に変換しようとした時、はからずも土中から大小2個の銅鐸を掘り出した。
発見当時の状況は定かではないが、大小2個の銅鐸は互いに基底部を差し込み、その中に貨幣様のものを包蔵してあったと伝えられている。
大の銅鐸は、流水紋銅鐸で「福井大石一号銅鐸」、小の銅鐸は、袈裟襷紋銅鐸(けさだすきもんどうたく)で「福井大石二号銅鐸」と称せられ、いずれも国の重要文化財に指定されている。
また元明治大学考古学陳列館長 故杉原荘介教授により、同館所蔵の明大一号銅鐸(流水紋銅鐸)も発掘されたことが確認された。
このように極めて価値の高い銅鐸が春江町から発見されたことは、当町の歴史を探るうえで貴重な資料となるものである。
ここに、先人の遺徳を讃え、永く後世に伝えるため、碑を建立する。
昭和59年4月 春江町
難しい漢字が書いてありましたが、調べてなんとか読めました!
外回りはこんな感じになります。遺跡の後ろに用水路がある影響なのか分かりませんが、たくさんの小さい虫が飛んでいました。動画の映像で確認出来ると思います。良かったら視聴して下さい。
福井県民でもあまり知らない、知られていないローカルスポット、福井県の穴場観光地を紹介しました。
↓↓井向遺跡の場所です↓↓